キッチン用品|調理器具や設備の金属はリサイクルできる?

毎日の生活や店舗運営に欠かせない、鍋やフライパン、シンクや蛇口といったキッチン用品。使わなくなったこれらの金属類、処分するしかないと思っていませんか?
実は、それらの多くが金属スクラップとしてリサイクル可能です。
この記事では、家庭や事業所から出るキッチン用品スクラップについて、「どんなものがリサイクルできるのか」「素材ごとの特徴」「処分時の注意点」などをわかりやすく解説します。
キッチン用品に含まれる金属類とは?
キッチンで使われるアイテムには、以下のような金属製の調理器具や設備が数多く含まれています。
● 調理器具系
- フライパン、鍋、ケトル
- ザル、ボウル、計量カップ
- 包丁、スプーン、フォーク、ナイフ などのカトラリー
● 設備系
- ステンレスシンク、調理台
- 蛇口、水栓
- 排水トラップ、排気カバー
- 業務用フライヤー、厨房機器 など
これらは使用頻度が高いため、経年劣化や買い替えなどで定期的に不要品として発生することが多いものです。
キッチン用品はスクラップとしてリサイクルできる?
結論から言えば、金属部分が主要素材であれば、リサイクル可能です。
素材別にみてみましょう。
素材 | 出やすい例 | リサイクルの可否・特徴 |
ステンレス | シンク、ザル、包丁、カトラリーなど | ◎ 錆びにくく、高価値な金属 |
アルミ | 軽量な鍋、計量カップ、ケトルなど | ◎ 軽量でリサイクル性が高い |
鉄 | 中華鍋、鉄製フライパンなど | ○ 錆びてもOK、重さが価値に |
複合素材 | プラ取手付き鍋、ホーロー加工鍋など | △ 素材の分別が必要になる |
特にステンレス製のキッチン用品はリサイクル市場でも人気があり、汚れや変色があっても価値があります。
一方で、プラスチックや木製の取手がついているもの、加工が施されている製品については、そのままでは評価が下がることがあります。
リサイクル時の注意点

キッチン用品をスクラップとして出す際には、以下の点に注意してください。
- 異素材(プラスチック・木)部分は可能なら取り外しを
- 取手やふたのつまみなどが対象です
- 食品や油分などの汚れは簡単に拭き取っておくと◎
- 処理工程がスムーズになり、受け入れやすくなります
- 素材が不明なものはまとめてお持ち込みいただいてOK
- 成田メタルで判別・分別いたします
厨房や店舗設備も対応可能です
一般家庭だけでなく、飲食店や給食施設、工場内の厨房設備から出る金属スクラップにも対応しています。
- ステンレス製の調理台、排水トラップ
- 業務用コンロ、フライヤー、換気ダクトなど
重量物や搬出困難なものについては、出張引取もご相談いただけます。

まとめ|キッチン用品にもリサイクル価値あり
使わなくなったキッチン用品のなかには、捨てるにはもったいない「金属スクラップ」が多く含まれています。
特にステンレスやアルミなどは、状態にかかわらず再資源化が可能な価値ある素材です。
処分に迷ったときは、お気軽に成田メタルまでお問い合わせください。
持ち込みはもちろん、事業所・店舗からのご相談にも対応しています。